ホワイトニングとは、薬剤によって歯について着色してしまった色素や汚れを落とし、歯の黄ばみを落として白くすることです。歯が黄ばんでいると自分に自信が持てなかったり、人と話したときに印象が悪くなったりするため、ホワイトニングで綺麗な歯を手に入れたいと思っている方も多いはず。
ホワイトニングには、歯医者で行う方法と、家で自分で行う方法がありますが、その違いはご存知でしょうか?
歯医者で行う方法をオフィスホワイトニングといいます。オフィスホワイトニングは医療行為に当たり、歯科医師でないと取り扱うことのできない過酸化水素、もしくは過酸化尿素という薬剤を使用して歯を漂白するため、もともとの自分の歯の色よりも白くすることが可能です。
反対に、家で行う方法をセルフホワイトニングといい、こちらは医療行為に当たらないため、歯医者と同じ薬剤や機器を使用することはできませんが自分の歯本来の白さに戻すことができます。
歯医者でのホワイトニングは美容と見なされるので、保険が適用されず高額になることも多いため、できれば自宅で手軽に歯を白くしたいという方には、セルフホワイトニングが向いています。
ただし、自宅で手軽にできるとはいえ、セルフホワイトニングはやり方もさまざまあり、何が一番自分に合っていて、なおかつ効果的なのかを知らなければ思ったような結果を得ることは難しいです。
そこで本記事では、自宅で手軽に歯を白くしたいという方のために、セルフホワイトニングのメリットとデメリット、そしてセルフホワイトニングの3つの方法についてご紹介していきます。
セルフホワイトニングのメリットデメリット
セルフホワイトニングは、歯医者で受ける施術ほど効果が出ないですが、歯医者に通わずに歯を白くすることができるため、まずは試してみたいという方もいるでしょう。
セルフホワイトニングで満足できれば、歯医者でわざわざ高額なホワイトニングを受ける必要がなくなります。そのためにはまず、セルフホワイトニングのメリットとデメリットを知って、自分に合っているかを確認してみましょう。
メリット
セルフホワイトニングの1番のメリットは、自宅で自分の好きなときに行えることです。そのため、仕事が忙しくて歯医者に通院することが難しい方や、小さい子どもがいて歯医者に一緒に連れていくのが大変だという方も、自分のタイミングでいつでもできるのが嬉しいですね。
歯医者の雰囲気が苦手な方も、自宅で自分で行うならリラックスしてできるため、どんな方でも手軽に白い歯を手に入れることができます。
しかもセルフホワイトニングは、種類にもよりますが、歯医者で行うホワイトニングと比べて安価で行えるため継続しやすく、費用が気になる方にもぴったりの方法です。
セルフホワイトニングのメリットはそれだけではありません。冒頭でもご紹介したとおり、歯医者で行うホワイトニングは、過酸化水素や過酸化尿素を用いて行いますが、セルフホワイトニングではその成分を使うことはできないため、ポリリン酸やポリエチレングリコールなどの成分が使われます。
これらの成分はとてもゆっくりと歯の黄ばみに作用し、時間をかけて白くすることで、歯の表面が荒れてしまうのを抑えます。そのため、歯に傷みを与えずに透明感のある自然な仕上がりになるのです。
デメリット
自分でいつでもできるのがメリットのセルフホワイトニングですが、漂白作用のある薬剤を使用できないため、歯の表面しか綺麗にすることができないうえ、オフィスホワイトニングと比べてホワイトニング効果を実感するまでに時間がかかります。
しかも、自分本来の歯の色以上に白くすることはできないため、もともとの歯の色が黄色っぽい方や、加齢によって歯の色がくすんでしまっている方はセルフホワイトニングだけでは歯を真っ白にできない可能性があります。
さらに、セルフホワイトニングでは虫歯や歯周病のチェックにはならないため、口腔内の環境は別で歯医者に行って検診してもらう必要がありますし、もしも虫歯や歯周病がある状態でホワイトニングをした場合、方法によっては薬剤が刺激となり痛みが発生する可能性もあります。
セルフホワイトニングの3つの方法
歯が白いとそれだけで爽やかに、若々しく見えますが、歯医者でホワイトニングをするほど真っ白な歯にこだわりはないものの、できれば自然な白い歯になりたい。そんな方にはセルフホワイトニングがおすすめですが、一口にセルフホワイトニングといってもその種類はさまざまです。
今回は、たくさんあるセルフホワイトニングの中から3つの方法をご紹介します。
重曹を使う
自宅に常備している方も多い重曹は、歯を綺麗にする効果があります。重曹はスーパーやドラッグストアなどでいつでも安価で購入することができるため、非常に手軽に試すことができるホワイトニング方法です。
ただ、この方法は個人差が大きいため、全ての方に効果が同じように出るわけではないことを理解したうえで行ってください。
手順
- 歯ブラシに歯磨き粉をつける
- そこにひとつまみの重曹を振りかける
- 通常の歯磨きのようにブラッシングする
重曹は必ず食用のものを使用してください。食用でないものは、飲み込んでしまったときに体に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、歯磨きのたびに使用すると歯を傷つけてしまう恐れがあるため、週に一回程度にしましょう。
歯医者のセルフホワイトニングを行う
歯科医師や歯科衛生士の指導のもと行う歯医者のセルフホワイトニングは、自宅で行うホワイトニングの中で最も効果が高く、何か問題が起きても歯医者に相談できるのも魅力です。歯医者が関わるホワイトニングの中では、比較的費用を安く抑えることができます。
歯科医師の診断のもと、自分専用のマウスピースを作成し、歯医者で処方された薬剤を用いて行います。やり方もとても簡単で、歯の着色汚れはもちろんのこと、歯の色自体を白くすることも可能です。
手順
- 歯医者で歯型を取りマウスピースを作る
- マウスピースとホワイトニング剤を受け取る
- 自宅で医師の指示通りホワイトニングを行う
- 定期的なメンテナンス
基本的に歯医者のセルフホワイトニングは毎日行います。毎日行ったうえで効果が現れるまでは約2週間かかるでしょう。
ミカホワイトを使う
ミカホワイトは、モデルのアンミカさんがプロデュースするホワイトニング歯磨きです。ホワイトニング歯磨きはさまざまな種類があり、ドラッグストアやコンビニでも購入することができるほど手軽で試しやすい方法です。
そんなホワイトニング歯磨きアイテムの中でも最もおすすめしたいのが、ミカホワイトです。ミカホワイトが一般的なホワイトニング歯磨きと違う点は、歯磨きのついでにホワイトニングをするのではなく、ホワイトニングをしながら歯磨きができるという点です。
ホワイトニングに重点を置いたアイテムのため、しっかりと効果を感じることができるのが魅力です。
しかも、歯肉炎や歯槽膿漏などの歯周病の予防にも効果を発揮するため、歯医者に通う回数をできるだけ減らしたい方や、歯医者にホワイトニングに行くのが面倒な方に特におすすめです。
さらに、口臭予防効果もあるため、口臭が気になる方も使用をおすすめします。その際、ミカシリーズの口臭ケアサプリ、ミカフレッシュを併用すると、ミカフレッシュが体の内側から、ミカホワイトが口の中から口臭の原因を抑え、ダブルで口臭を取り除いてくれます。
まとめ
セルフホワイトニングのメリットとデメリット、セルフホワイトニングの3つの方法についてご紹介しました。
ふと鏡を見たときに気になる歯のくすみや黄ばみ。自分の歯が黄ばんでいることにがっかりした経験がある方も多いのではないでしょうか?
歯の黄ばみは自分で思っている以上に人の印象に影響を与えます。目や肌が黄ばんでいるより、歯が黄ばんでいると見た目が7.5倍老けて見えてしまうようです。そのため、普段の生活から歯の見た目のケアを行うことが大切です。
歯の黄ばみを手軽に自宅でケアしたいという方は、今回ご紹介したセルフホワイトニング方法を参考にして、自然な白い歯を手に入れてくださいね。
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